立憲民主党・蓮舫参議院議員が東京都知事選への出馬を表明した。政治ジャーナリト・田崎史郎さんは蓮舫議員の都知事選出馬について「反自民の受け皿と公約を守ってこなかった小池さんに対する非小池都政を掲げている」、「新人として都政の過去の経歴がないので相手を批判しても自分が都政で批判されることがないのが強み」、「立憲に風が来ているこのタイミングが絶好だとみて出馬を決意したと考えられる」など分析した。蓮舫氏は2004年に参議院東京選挙区に民主党から出馬し初当選した。民主党政権で行政刷新担当大臣を務め「事業仕分け」で注目を集め、民進党代表など党要職も務めた。今回の出馬はち密な世論調査を踏まえ踏み切ったもので、自民党への逆風が止まらない中での決断だったとみられている。一方小池百合子東京都知事も今月29日の都議会定例会で正式に出馬表明する方針。こうした中で広島・安芸高田市長・石丸伸二氏も出馬を表明。石丸氏は、広島県出身で三菱UFJ銀行に勤務後、2020年8月に市長に就任。石丸氏は「人口減少に強い危機感を抱いて立候補を決意し、東京の一極集中から地方への多極分散を実現する」と訴えた。