中国・重慶の高級ホテルは経営環境が厳しく、屋外で料理の販売を始めた。高級ホテルの数は5年間で3割減少。背景には不動産不況の長期化がある。景気は減速傾向で内需の停滞が続いている。GDPの伸び率も鈍化。新築の住宅価格は9割の都市で前月から下落した。アメリカの関税措置も景気減速の要因となっている。トランプ大統領は中国に100%の追加関税を課す考えを示している。中国で開催されている国際見本市でも懸念の声が聞かれた。消費者の節約志向が強まり、デフレへの懸念も高まっている。専門家はデフレを経験した日本ならではの向き合い方もあると指摘する。