自民党に所属していた高野前参院議員が秘書への暴行問題で辞職したことに伴い行われる参院・徳島高知選挙区の補欠選挙でこれまでに無所属で元参院議員の広田一候補、自民党の新人で公明党が推薦する西内健候補の2人が立候補した。先月の内閣改造・党役員人事後の初の国政選挙になる。新たに就任した小渕優子選対委員長も出陣式に駆けつけた。高知県に茂木幹事長、徳島県に小渕優子選対委員長と党幹部を投入し自民党は必勝を誓った。岸田政権の中間評価となる今回の補選は来週告示される衆院長崎4区の補選とともに次の衆院選の前哨戦とみられている。今年4月に行われた3つの補選で公認した候補が全敗した立憲民主党では二つの補選で負ければこのまま泉代表で戦おうという空気は一気にしぼむだろうと声があがっている。結果次第では岸田総理の求心力低下もある。 結果次第では岸田総理の解散戦略にも影響を与えるとの見方もある。 投票は今月22日に行われ、即日開票される。