3月、空から森林の状態を調べる航空測量の技術者が捜索隊に加わった。飛行機で屋久島の広域調査をし、最新鋭のレーザーを使用して地表のあらゆるものを感知する。通常は災害予測や火山調査に使われる技術で、巨木探しに使うのは初めて。画像解析が始まり、まずは木の一本一本を認識。広葉樹など違う種類の木や、巨大杉が育たない場所を外すが、結果は12,000本。ここからはレーザーのデータと航空写真を突き合わせて絞る。作業は2週間続いた。
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