価格の優等生。そんな言葉は過去の話。数年前まで1パック200円台前半だった卵が、今や308円(農水省・食品価格動向調査「鶏卵・全国平均小売価格」)。去年12月に並ぶ最高値。そこで卵を知り尽くしたプロに話を聞いた。少しでも安く買うにはどうすればよいのか。アキダイ・秋葉弘道社長 は「スーパーによって特売の曜日が違う。特売日を把握し、狙い撃ちする」と話した。アキダイでは毎週日曜日が卵の特売日。全国のスーパーのチラシをAI解析し閲覧できるアプリ。その運営会社「くふうトクバイ」に1カ月の中で、卵の掲載が多いのはいつなのか調査を依頼。するとある傾向が見えてきた。月初めと月末の掲載率が高かった。続いて話を聞いたのは卸売業者。ジェイ・ワークス・長谷川仁代表は「スーパーよりかなり安いはず」などと話す。おすすめは一般の人の利用できる卸売市場で買うこと。東京・府中市にある大東京綜合卸売センターの卵の価格は税込み200円(1パック10個入り)。仕入れ状況によるが購入制限もない。安さの理由は大量仕入れだけではない。店の奥ではスタッフが手作業でパックに詰めている。長谷川代表は「パックで仕入れると高くなるので、個々で仕入れて手作業でやっている」などと話す。
