東京・府中にある心臓や血管の治療などを専門に行う榊原記念病院にある開設1年を迎えた病院内のファミリールーム。入院中の子どもに付き添う家族が子どもと離れて食事を取ったり仮眠を取ったりすることができる。ことし7月にはボランティアによる無料の食事の提供も始めこれまでに延べ6500人が利用し家族のおよそ70%が活用したという。ファミリールームを先月まで利用していた郡司夫妻は娘の桜子ちゃんは先天性の重い心臓病のため、この病院で複数回入院治療を重ねてきた。入院が3か月に及ぶこともあり夫婦交代で付き添いたが心身の負担は重かったが、そこで、ファミリールームは気持ちを切り替えるために利用していたという。