平野龍一さんは戦争中にトップクオリティの美術品だけ選んで台湾へ運び出した、中国のすべての歴史がつまったそれを所有している者が正当な継承者だという考え方がある、ギリシャのパルテノン神殿のレリーフを大英博物館が持っているのを全部返せとか売却したのかしてないのかは100年前だから分からない、美術品はお金を払って買ったら将来にその美術品をつなげる権利を持つだけだと話した。また、清の皇帝たちがチキンカップに魅せられた理由は、清の時代に入り、康煕帝が同じ形で写し、その後雍正帝が同じ形で写して、そして更に乾隆帝が少しアレンジを加えて作ったため、そこに至るまでにチキンカップというのは彼らの中ではかなり大きなステータスシンボルになっていたと話した。