あす夜行われる卓球女子団体決勝・中国戦に向けた金メダルへの戦術を読み解く。団体戦の仕組みを解説。男子団体・スウェーデン戦:1・ダブルス・篠塚大登/戸上隼輔、2・シングルス・エース張本智和、3・シングルス・戸上隼輔、4・シングルス・篠塚大登、5・シングルス・エース張本智和。女子団体日本代表:早田ひな選手、張本美和選手、平野美宇選手。1回戦・ポーランド戦、準々決勝・タイ戦では、エースが出ることが多い2試合目に張本選手が出場。早田選手がダブルスに出ていたが、2試合目には出ていない。卓球男子元日本代表監督・倉嶋洋介によると「高速ラリーが続くシングル2試合目は、腕のケガが心配される早田選手の負担が大きくなるため。準々決勝後、早田選手は「日に日に良くなっている」と語った。倉嶋さんによると「ダブルスは左利き、右利きペアが有利。早田選手は左利き、平野選手は右利き」。決勝・中国戦でも早田選手は1試合目のダブルスに出場し、エースポジションには張本選手が起用されるのでは。張本選手は急成長中で勢いがあるなどと読み解いた。