富士山の山梨県側では夜通しで山頂を目指すいわゆる弾丸登山などのマナー違反が問題となっている。県は来月からの夏山シーズンを前におととい5合目にゲートを完成させ一日の登山者数の上限を4000人、1人2000円の通行料を徴収することにしている。きょうはゲート周辺で登山者の受け付けや通行料を徴収するリハーサルが行われた。長崎知事みずからが登山者役となり窓口で事前予約のQRコードを提示しリストバンドを受け取ってゲートを通っていた。また指導員などが半ズボンやサンダルといった軽装で訪れた人に危険性を説明したり予約をせずに訪れた登山者への対応などを確認したりしていた。長崎知事は「始めてみて初めて気づくこともあると思うので順次改善策をこうじていきたい」などと話した。