いま、ドラッグストアの業界は、人口減少により市場が縮小する一方、ネット通販の参入などで競争が激しくなっている。こうした中、人口減少ならではの課題に取り組むことで、新たなビジネスモデルを築こうとする北海道・江差町のドラッグストアを取材した。始まったのは乗合バスで経費の一部をドラッグストアが展開している。このドラッグストアでは10市町村以上と協定し、まちづくりに協力することを宣言している。背景にあるのは北海道の深刻な人口減少で、地域での存在感を高めようとしてる。出店するには厳しい当別町でも新たな店舗がオープン。町役場支所が入っており、街からの賃料を得ることで出店コストを抑えた。町単独の支所よりも8000万円費用を抑えられたという。