レベル1での噴火は関東でも起きており、2018年の草津白根山や2019年の浅間山などがあり、噴火の規模によっては事前のレベル引き上げが難しいケースもある。御嶽山の大きな教訓は、レベル引き上げに至らずも活動が高まっているということが登山者へ十分伝わっていなかったこと。御嶽山の噴火から11年となったおとといも、犠牲者遺族などで作る会のメンバーが登山前の情報収集などを登山者に呼びかけた。気象庁は登山者用のページを作っており、火山ごとに活動の状況を調べて直近に変化があるようであれば登山計画の変更も検討することも大切。