住民しか入れない 立ち入り禁止の集落!?その集落は岐阜県の山奥、湖に近い。どんな集落なのか早速行けるところまで行ってみると、向かう道の途中で立ち入り禁止の看板が。フェンスの先の集落へ行く方法はないか、地元の人に聞いてみると船でなら入れるのだそう。集落へ向かうという人のボートに同行させてもらうことに。湖を進むこと15分。さらに、ここから車に乗り換え山奥へ。車で走ること約30分。目的の集落にたどり着くと、そこには数軒の民家が見える。一見何ら変わったところはないように見えるが、なぜここに立ち入ることができないのか。かつてこの場所には集落へ続く道があったというが、平成20年に徳山ダムが完成したことで道はダムの底に。この集落までの交通網が遮断されたため、ボートが利用できる元住民以外は立ち入ることが難しくなってしまった。そんな中、元住民の方々が今もこの集落を訪れるのにはある理由が。元住民の男性は「自分たちのふるさとを保全すること」などコメント。ふるさとを守りたいとの思いから集落へ通い続けているというかつての住民の方々。さらに元住民の男性にはもうひとつこの場所を守る理由がある。それは、きれいな空の星などの自然。
住所: 岐阜県揖斐郡揖斐川町東杉原