徴兵発表後、ヤンゴンでは夕方になると若者が通りから消えるという。若者たちは路上で突然徴兵されるのを警戒している。軍はパンフレットの個別配布を進めて徴兵制への理解を深めようとしている。パンフレットでは徴兵の対象にならない人たちを事細かに列挙している。軍は今年中の徴兵に女性は含まないと方針を変え、一貫性が欠けている。このため国民は軍の言うことを何も信用できないと猜疑心を深めている。一方民主派勢力はこれを好機と捉えている。ただ若者たちが合流することで戦闘の激化することは避けられず、対話の糸口を見出せない状況は今後も続くことになりそうだという。