本日のゲストは読売日本交響楽団ソロ・ヴィオラの鈴木康浩さん。読響は練習中でも談笑できる良い雰囲気と語り、「動物園みたいなオーケストラ」と例えた。中音域のヴィオラは親しみ・柔らかさが魅力だという。大地の歌は1908年に作曲されたマーラー晩年の傑作。歌詞は詩集「中国の笛」から採られている。2人のソリストが交代で独唱を受け持つ管弦楽と声楽のための作品。長女を亡くし、自身も心臓病になったマーラー晩年の心境が表れ、自然の美しさや人生の喜びと悲しみが描かれる。鈴木が曲の注目ポイントや読響首席客演指揮者ユライ・ヴァルチュハついて語った。