気象庁は、九州北部できょうの午前中にかけて線状降水帯が発生するおそれがあるとして警戒を呼びかけている。午後にかけて東日本でも大雨のおそれがあり、注意が必要だという。昨夜の長崎市内の様子を確認すると、帰宅時間帯に大きな雨粒が打ち付け、路面電車の駅では屋根の下で傘をさして電車を待つ人たちがいた。きのう気象庁は大雨災害発生の危険度が急激に高まる可能性があるとして九州北部に「線状降水帯予測情報」を発表。福岡県や熊本県、大分県できょうの午前中にかけて警戒が必要だという。九州地方では梅雨入りしてから度々大雨となっていて、線状降水帯が発生した場合、さらに雨量が増えるおそれがあり土砂災害や河川の氾濫などに厳重な警戒が必要。