きのう宮崎県で震度6弱を観測した地震で気象庁は、新たな大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まっているとして、南海トラフ地震臨時情報の巨大地震注意を初めて発表した。対象は沖縄県から茨城県までの1都2府26県707市町村に及び、今後1週間程度は地震の備えをするよう呼び掛けている。宮崎県では今日午前災害対策本部会議が開かれ被害状況の確認などが行われた。宮崎県・河野知事は「揺れを感じたらすぐに避難できるような備えを行っていただく」と話した。震源から離れた静岡県浜松市でも中野市長が市民に対し「避難経路に加え家族との連絡手段など普段からの備えの再確認を」と呼び掛けた。また職員に対しては迅速な初動対応ができるよう配備体制や関係機関との連絡手段の確認を指示した。