小学生から始めたバスケットボールを、いつか仕事にしたいと考えていた古澤さん。Bリーグの誕生を機に9年前転職、その後のリーグ拡大を支えてきた。愛媛県松山市、人口は約50万人の四国最大の都市。足を運んだ古澤さん、この地にも気になるチームがあった。愛媛オレンジバイキングスは現在下部リーグのB2所属。成績は振るわず、平均来場者数は約1400人。こうしたチームをビジネス面から支えていくのも古澤さんの役目。訪ねたのはIT企業サイボウズの松山オフィス、6月に創業の地を盛り上げたいとチームを買収し経営に参画していた。古澤さんを待っていたのは、サイボウズから出向してきたバイキングスの副社長・中根弓佳さん。地域のためにもトップカテゴリのBプレミアを目指したいサイボウズ、新たなアリーナを作るには市民の後押しが必要となる。愛媛オレンジバイキングスのオフィスにもやって来た古澤さん、新シーズンの開幕に向けファンを増やす取り組みをチェックする。学校への告知や地元テレビへの積極的な露出など、認知度を高めるためあらゆる手段を使って欲しいとアドバイスする。