神奈川の高台にある天空の廃墟、ここに多くの人が訪れている。荒れ果てた空き家が並ぶこの場所は海が一望できる高台に立ち並ぶ姿から「天空の廃墟」と呼ばれている。田浦駅から徒歩10分の場所にある、プロ野球のグラウンドとほぼ同じ広さの敷地内に平屋住宅22棟58戸が立ち並んでいる。1960年に市営住宅として建てられたが2020年に老朽化を理由に廃止。入居者が退去してからは空き家となったまま、坂が多く道が狭いため再開発が難しく廃墟と化した。しかし今、空き家をリノベし店舗兼用住宅として再活用することとなり見学会が開催されている。見学会に引き寄せられるポイントは「古民家」「庭付き」「海見え」「平屋」という最強ワードが揃っていること。SNSでPRを行い入居希望者を募集したところ殺到。全国各地から約700人が見学会に参加した。