イラン情勢が緊迫化する中、大分県内のみかん農家では、ハウス内を温めるのに欠かせない重油が値上がりし、先行きに不安を感じているという。大分県は佐賀県、愛知県に次ぐ全国有数のハウスみかんの産地で、このうち県内で最も生産が盛んな杵築市の農家・梅田浩司さんは、6月下旬ごろから2棟の農業用ハウスで栽培している約10トンのみかんを出荷する予定。梅田さんによると、この時期はみかんの糖度を高めるため、夜間もボイラーを使ってハウス内の温度を25度ほどに保つ必要があるという。イラン情勢の緊迫化を受けて、燃料に使う重油が値上がりする前にタンクを満タンにしたというが、次の給油分からは1リットルあたり28円の値上げが決まっているという。
