高知県のポツンと一軒家を調査。目指すポツンと一軒家までは直線距離1キロだったが分岐が多く危険とのことで、麓に下りて大回りし山の反対側から向かった。細い山道を抜けるとログハウスや複数の建物が見えた。家にも周囲にも誰もいなかったため一旦山を下りて出直すことにした。主の連絡先を確認するため美術館まで戻ると、主の同級生がいた。連絡をしてもらうと3時以降だったらいるとのこと。再び牧場を訪れ、主の佳洋さんに会うことができた。親子2世帯がそれぞれの家に住んでおり、佳洋さんの両親は築48年の実家で暮らし、24年前に次男の佳洋さんがログハウスを建てて一家で暮らしている。佳洋さんには二男四女、6人の子どもがいるが現在は夫婦と末娘の3人が暮らしている。25haの敷地で1人で酪農をしている。50年前に3年ほどかけて一家で芝張りをした。植える前までは雑木林で、牧場にするために野焼きをした。元々家は麓で野菜農家を営んでいたが、両親が畑を牧場に変えて酪農を始めた。佳洋さんは山口大学獣医学部を卒業し、獣医師免許を取得。30年前に両親が引退したあとは分娩の介助など、ほぼ1人で牛の世話をしている。佳洋さんは国内で4、5軒しかやっていない山地酪農をしている。誰も利用しない耕作不利地で食料を作るというのが最初の理念。雄牛は種付けのため1頭だけ飼育しているが、気性が荒く危険だという。
住所: 三重県伊賀市別府690
URL: http://www.ainou.or.jp/gakuen/
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