夏の甲子園で、仙台育英と慶應義塾が熱戦を繰り広げ、107年ぶりに慶応が日本一の座を掴み取った。FNNは、両校の地元を総力取材。慶応の地元・横浜市の商店街は朝から応援ムード一色。日吉堂薬局では、急遽店頭に応援用のテレビを設置。焼き鳥店は午後4時から営業だが、試合開始に間に合うように今日は午後1時から営業開始。一方、仙台育英の地元の仙台駅では、約130人が応援のため甲子園へ向かった。仙台育英と慶応は、今年の春のセンバツでも対戦し、延長の末仙台育英がサヨナラ勝ちを収めた。午後2時に試合が開始し、直後に先頭バッターの慶応・丸田湊斗が今大会1号先生HRで先制。丸田選手の第2打席では、タイムリーヒットで仙台育英を突き放した。仙台育英も負けておらず、2回に1点を返した。3回は仙台育英打線が繋がりノーアウト2・3塁とチャンスを迎える。慶応は、エンジョイ・ベースボールの精神で下を向くことはなく、最少失点で切り抜けた。そして、仙台育英の最後の攻撃をしのぎきった慶応が107年ぶりに優勝。