千葉県市川市の川沿いである問題が。真間川の河川敷で無許可で止められた放置車両が増加。現場の川沿いは地元住民に桜の名所として愛されている場所でもある。放置車両は無断で処分できないため行政は車の持ち主に対し警告文を送るなどして撤去を求めてきた。一部の車両はナンバーや車体番号を分からなくしている。放置車両の持ち主を捜し出し撤去を促すプロがいる。放置車両撤去システム・吉川新一社長、人呼んで“放置自動車バスター”。年間1000件以上の依頼を解決に導いてきた。この日訪れたのは成田空港からほど近い場所にある民間の有料駐車場「SUPER PARKING」。6台の車が長期間放置されている。高級外車の持ち主の男性の延滞金は約5年間で81万円。持ち主の行方を捜す情報を集めるため車内を捜索。運輸支局では土地所有者の委託と正当な理由があれば車検証を確認することができる。判明した住所は神奈川県のマンションの一室。出てきたのは男性の母親。母親もここ数年息子の姿を見ていないという。放置車両の持ち主が撤去を承諾した。今週にも車は撤去される予定。