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「戦線文庫3号」 のテレビ露出情報

戦時中、兵士のために作られた慰問雑誌。目に飛び込んできたのはアイドルたちの戦時中とは思えないような笑顔だった。中でも目を引くのが写真に添えられていた慰問文。日本軍の戦果を称賛する女性たちが並び、兵士らを気遣う恋人のような言葉も添えられている。しかし、押田さんはこうした慰問文は編集者が女優の姿を借りて書いた可能性が高いと指摘。この他にも、戦地の兵士を笑いで慰問するために芸人が中心となって結成されたわらわし隊。戦地に歓声、笑顔があふれた。慰問活動は現代でも。去年11月、ステージで楽器を手に歌う女性。ロシア人兵士を慰問するため戦地に赴いた女優。女優は慰問活動中砲撃を受け命を落とした。慰問によって終戦後心に深い傷を負った人も。今年生誕100周年を迎えた昭和を代表する女優・高峰秀子さん。戦時中も兵士から絶大な人気を誇り、高峰さんのブロマイドは慰問品として戦地へ大量に送られた。5年前、札幌で99年の生涯に幕を閉じた明日待子さん。戦後は舞踊家として活躍した明日さん。どれだけ体調が悪くても絶対に舞台に穴を開けてはいけないと、亡くなる前日までベッドに横たわりながらも稽古に励んだ。明日さんをそこまで動かし続けたものとは、「もう明日死んでもいいという気持ちで舞台に立った。私達は滅私奉公で自分に与えられた芸術でお慰めできればいいと思って一生懸命でした。二度と戦争は嫌だと思いますよ」などと語っている。

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