ことし1月、埼玉・八潮市で道路が陥没しトラックが転落、運転手の男性は今も不明となっている。完全復旧までには5~7年かかるとされている。政府は下水道管を管理する全国の自治体に緊急点検を行うよう要請。これまでの漏水調査では調査員が歩き音を聞いて水漏れの場所を特定していた。事故を未然に防ぐため、より早く調査を行う最新技術が注目されている。東京・中央区にあるベンチャー企業・天地人は人工衛星データを活用し、幅広い分野へ土地評価サービスを提供している。独自のAI技術で水道管の漏水リスクを5段階で評価し、地図上で漏水リスクを見える化する。自治体はこのシステムを活用し、水道工事の効率化や調査費用の削減などに役立てることができる。