今日午後、警察署で少し緊張気味に感謝状を受け取った野口佳吾さんと廣木悠人さんは年頃の中学3年生。笑顔はちょっとぎこちないが、勇気を出して人を助けた。茨城県中部の町、那珂市で先月30日午前、2人は自転車ごと倒れて動けなくなった59歳の男性を発見し保護する。この日はとても暑く、隣の水戸市でも朝9時までに気温30℃超え。更に危険を感じた2人は、とっさの判断で近くの商業施設へ男性を連れて行き、救急車を呼ぶ。道中、自転車の荷台に寄りかかって歩く男性へ、2人で声をかけ続けた。警察によると、一時的な体調不良で幸いけがは無かった。2人がそこを通りがかったのは学校の宿題が理由だった。この夏休み、自分にできるSDGsに取り組むという宿題に取り組んでいた。野口さんの将来の夢は警察官だそう。