イムラでは茶殻をリサイクルした封筒を製造。茶殻を使用することで抗菌・消臭効果が加えられただけでなく中が透けないため選挙や株式封筒にも使用されている。付加価値をつけて新しい製品へリサイクルすることをアップサイクルという。アップサイクルに力を注いでいるのは伊藤園。茶殻のリサイクル率はほぼ100%。従来は堆肥・牛の飼料としてリサイクルしていたがお茶の生産量が年々増加したため100種類ほどのアップサイクル製品を製造。多くの製品に消臭・抗菌効果がある。営業車両の扉部分に茶殻を配合し軽量化も実現。燃料の消費を抑え二酸化炭素の削減にもなっている。伊藤園では社員の名刺にも茶殻を使用している。