SDGsに興味のある子どもたち3人と日産自動車追浜工場を訪れた。東京ドーム36個分の敷地で、約3800人が働いている。日産リーフは、狭い場所でも充電スペースを確保しやすいように、車の顔にケーブルをつなぐようになっている。工場では、AGVという無人搬送車約700台が部品を運搬している。無人搬送車には、日産リーフのバッテリーをリサイクルして使用している。混流生産ラインでは、製造ロボットと人間が分業で車を組み立てていく。作業者は1分以内の短時間で部品を取り付けていく。製造工程で傷ついてしまったバンパーを粉砕して、塗料をはがし加工して、再びバンパーにリサイクルする取り組みを行っている。バンパーをリサイクルする設備を自社で持っているのは日産だけだという。日産リーフなど電気自動車は、搭載バッテリーにたまった電力を使って、外出先での電気供給が可能。