自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる問題で参議院では立憲民主党など野党4党が自民党の議員31人と在宅起訴されて自民党を離党した議員の合わせて32人の出席を求め政治倫理審査会を開催するよう求めた。これを受けて審査会は議員の弁明と質疑を行うことを全会一致で決定。参議院の審査会で弁明が行われるのは初めて。審査会をめぐってはこれまでに安倍派の世耕前参院幹事長が開催されれば出席する意向を明らかにしているほか、安倍派の西田昌司参院議員は出席して報道関係者にも公開したいという考えを示している。野党からは「自民党側からも改めて全員に遺志を確認し出席するよう求めてもらいたい」などと話している。審査会は野党側が出席を求めている関係議員32人に対し、出席するか出席の場合公開するかの意向確認を行い来週後半の開催も視野に調整を進めることにしている。