終盤国会、最大の焦点である政治資金規正法の改正を巡り、自民党が提出した案などがあすから衆議院の特別委員会で審議に入ることが決まった。午前10時から政治改革特別委員会の与野党の理事が集まり、あす午後に委員会を開いて規正法改正の自民党案や立憲民主党などの案の趣旨説明を行うことで合意した。また、日本維新の会も対案をあすの委員会の前に提出する方針を表明し、この案の趣旨説明もあわせて行う。与野党の理事はあさって2日間、質疑を行ったうえで、来週月曜日に参考人から意見を聞くことなどでも合意し、会期末が来月23日に迫るなか、連日の審議となる。一方、衆院の政治倫理審査会で先週、出席と説明を求める議決がされた44人については、出席する意向を示した議員がいなかった。