派閥の政治資金パーティーを巡る事件を受け、自民党の政治刷新本部は論点整理を行った。論点整理では派閥による政治資金パーティーの全面禁止、派閥が閣僚人事などで推薦名簿を提出することなどの禁止、派閥の収支報告書に外部監査を導入することなどが打ち出された。また法令違反を犯した派閥に対して、党が解散や活動休止を要求する仕組みの導入が明記されている。一方派閥のあり方については、「いわゆる派閥の解消」と記しているも、「派閥から真の政策集団へ。カギはお金と人事から完全に決別すること」とも書かれていて、派閥の全面解消には踏み込まず、政策集団として残す案が示された。政治刷新本部は今日もう一度議論を行った上で、25日に中間とりまとめを行うとしている。