2024年8月27日放送 21:00 - 22:00 NHK総合

ニュースウオッチ9
▽台風10号の最新情報▽米大統領選でハリス氏の勢いは続くか

出演者
広内仁 斉田季実治 佐藤真莉子 星麻琴 吉岡真央 
(オープニング)
オープニング

オープニング映像。

(ニュース)
自民総裁選 “唯一の派閥”麻生派は

自民党総裁選挙は、投開票日まであと1か月となった。ほとんどの派閥が解散を決めた中、唯一存続しているのが麻生派。総裁選にどう臨むのか。麻生派に動きがあった。きょう神奈川・横浜市で研修会を開いた麻生派。会場には、きのう総裁選挙への立候補を表明した河野デジタル大臣の姿も。自民党・麻生副総裁は「志公会(麻生派)で育ってきた河野太郎を同志としてしっかり応援していきたい。河野氏には志公会以外からも多くの支援者を集める努力をしてもらわなければならない」、一方で「こういう大会を開き縛り上げるつもりは全くない」と述べ、河野デジタル大臣を同志として応援するとした一方、派閥の所属議員がほかの候補者を支援することも容認する考えを示した。

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河野デジタル大臣は、午前中は議員会館であいさつ回りを行った。中には立候補への意欲を示す齋藤経済産業相のもとへも。

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自民総裁選 立候補へ発言相次ぐ

すでに立候補を表明している自民党・小林鷹之前経済安保大臣は、都内で講演。自民党・石破元幹事長は、党本部の会合に出席するなどした。自民党・茂木幹事長は、来週にも表明する方向で調整。茂木幹事長は「期待に応えるにはどうしたらいいか、そろそろ決断する時期が迫っていると考えている」と述べた。小泉進次郎元環境大臣は、台風の進路なども考慮して、記者会見の日程を検討。総裁選挙への立候補を目指す現職の閣僚からも発言が相次いだ。林官房長官は、台風10号の影響を見極めながら、立候補表明の時期を判断することにしている。林官房長官は「立候補する閣僚は職務に支障のない範囲で、堂々と論性を行っていくことが重要」と述べた。立候補に意欲を示している上川外務大臣は「外務大臣として作り上げてきた(海外要人との)信頼関係がつよみではないか」と述べた。立候補に意欲を示している齋藤経済産業大臣は「推薦員の件は、きのうも一定の前進があったと認識している」と述べた。

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自民総裁選

動きが活発になっている総裁選挙。きょう麻生派としては河野に一本化せず、ほかの候補者を支援することも容認したが、事前に行われた幹部の会合で、候補を無理に一本化すると、派閥が割れてしまうといった指摘が出たことも、背景にあると見られる。唯一派閥を率いる自民党・麻生副総裁とともに注目されるのが、派閥解消を訴える菅前総理大臣。菅前総理大臣は、小泉元環境大臣を支援する見通しで、党内の動向などを巡って、きのう二階元幹事長や武田元総務大臣らと会談し意見を交わしている。総理総裁経験者の2人が、決選投票も見据えながら、どう動いていくのかも勝敗を分けるポイントになる可能性がある。

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河野氏 “不記載額 返還を” 自民党内から発言相次ぐ

政治とカネの問題を巡っては、河野デジタル大臣が、きのうの会見で収支報告書に不記載があった議員に、不記載額と同額を返還するよう求める考えを示した。このことについて、自民党旧安倍派出身・衛藤征士郎元衆議院副議長は、党本部で記者団に対し「非常に違和感を感じるし、よく考えた発言ではないと思う。返還しろというが、どこに返還するのか」と述べた。自民党・茂木幹事長は「過去に遡及することはなかなか難しい。(政治資金規正法の)立法趣旨も踏まえたうえで、どのような対応ができるか検討していくことが必要」、石破元幹事長は「“誰に変換する”というのがない。そこがわからないと答えにくい」と述べた。

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“政治とカネ” 代表選を前に立民は

代表選挙を控える立憲民主党からは。立憲民主党・枝野前代表は「(不記載額を)返せばいいのかという話ではなく、何に使われたのかを含めて、情報公開してもらうことが重要」、泉代表は「どこにどういう基準で“不記載不明金”が眠っているのか明らかにしてもらうことで、実態がわかってくるのではないか」、野田元首相は「政治とカネの問題の不祥事が起こらないよう、大いに議論し、うみを出す。当事者の自民党はより厳しい議論をすべき」と述べた。

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自民総裁選 立民代表選 “政治とカネ”が論点に

政治とカネの問題への対応を巡っては、ほかの党からも発言が相次いでいて、引き続き大きな論点になりそう。一方、立憲民主党代表選挙は、来月7日の告示まで2週間を切ったが、まだ構図は固まっていない。今後、候補者調整に向けた動きが本格化する見通し。

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元アメリカ高官に聞く “ハリス旋風”行方は

米国大統領選挙。先週、民主党大会が終わり、最新の世論調査で全米での支持率はハリス副大統領が48.4%、トランプ前大統領が46.9%。この1か月余で支持率が逆転し、ハリス旋風ともいえる状況になっている。投票日まで2か月余、この風は続くのか、民主党に太いパイプを持ち、ハリス副大統領のことをよく知る人物を取材。来日した元米国政府高官・グレンフクシマ氏は、日系3世で、貿易分野の対日交渉にも当たってきた人物。民主党に太いパイプを持ち、ハリス副大統領個人的な親交がある。人物像について、フクシマ氏は「経験はそれほどないが、非常に演説も上手でカリスマ性がある」と語った。ハリス副大統領の下で、いま勢いづく民主党陣営。先週の党大会で、ハリス副大統領は40分にわたって演説し支持を呼びかけた。ハリス副大統領は「全ての米国国民の大統領となることを約束する。後戻りしない」と述べた。ハリス旋風とも言われる勢いの背景について、フクシマ氏は「(民主党内では) に対する不満が非常に高かった」「勢いがこのまま続く可能性は非常に高い。女性、非白人、若者がハリス候補には投票するとみられている」と語った。政策面では、米国・ハリス副大統領が独自色を打ち出せていないとの指摘も。事実上の公約となる政策綱領は、バイデン大統領が撤退を表明する前にまとめられたものがそのまま採択された。ハリスカラーをどう打ち出すべき?について、元米国政府高官・グレンフクシマ氏は「中間層をもっと拡大する。格差是正をして、全体の経済を拡大する政策を具体的に打ち出してくるのでは」と述べた。

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アメリカ合衆国大統領選挙カマラ・ハリスジョー・バイデンドナルド・ジョン・トランプ民主党民主党全国大会

米国・トランプ前大統領の熱狂的な支持は健在。ただ選挙戦略には変化も。最近トランプ前大統領が強調するようになったのが、現政権で副大統領であるハリス氏の責任。国境管理やインフレなど、直面する課題に対処できていないと批判。もう1つの変化が、記者会見。ここにきて1時間以上に及ぶ会見を2週連続で行っている。取材陣からの問いかけにも、積極的に応じる姿勢を見せている。トランプ前大統領は「(イスラエル首相に停戦のアドバイスをしたか?)終わらせるよう促した」と述べた。ハリス副大統領が正式な記者会見を開かず、メディアの質問にほとんど応じないと批判の声が上がっていることを受けた対応だと指摘されている。共和党内部の事情に詳しい米国シンクタンク・ヘンリーオルセン上級研究員は「ハリス旋風を受けて、トランプ前大統領は難しさを感じている」と指摘。一方で「政策などへの批判は効果的で、今後、トランプ前大統領が選挙戦を有利に運ぶことは可能だ」と分析。投票日まで2か月余。勝敗の行方は。米国・ハリス副大統領と親交がある元米国政府高官・グレンフクシマ氏は「来月10日に予定されているテレビ討論会が、一つのヤマ場になる」と指摘し、「討論会でハリス氏が大統領らしさを示すことが大事だ」という。福島氏は「9月、10月、いろんな展開があると思う。予測がしにくい。どちらになってもびっくりしない」と語った。

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米代表選“ハリス旋風” 10月にサプライズ?

来月10日に予定される討論会だが、ルールなどを巡って、両候補の駆け引きが活発になっている。気になるのが「オクトーバーサプライズ」。大統領選では歴史的に投票日直前の10月に、思いがけないことが起こり、情勢に影響を与えてきた。実際、8年前に大統領選を取材していたときも、ヒラリークリントン候補が国務長官在任中に私用のメールアドレスを公務に使っていた問題について、FBIが捜査を再開し、結果トランプ前大統領に敗れる要因の1つになったといわれている。残り2か月余。どちらが勝つのか、まだまだ目が離せない。

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年内の米中首脳会談実現へ 調整進むか

米国・ホワイトハウスで安全保障政策を担当するサリバン大統領補佐官が中国を訪れ、中国・王毅外相と会談した。米国のメディアは「今回の訪問で、米国・バイデン大統領と中国・習近平国家主席による年内の首脳会談の実現に向けて調整を行う見通しだ」と伝えていて、3日間にわたる会談で調整が進むかどうか注目される。南シナ海や台湾を巡る情勢などについても、意見を交わすと見られる。

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(気象情報)
気象情報

全国の気象情報を伝えた。

SPORTS
金メダル獲得を目指す小田凱人が会場で初練習

開幕が迫ったパリパラリンピック。車いすテニス・小田凱人選手が、本番と同じ会場で初めて練習を行った。世界ランキング2位・小田選手は、初出場のパラリンピックで金メダル獲得を目指している。会場は全仏オープンと同じ、赤い土のコートが特徴のローランギャロス。全仏オープン2連覇中の小田選手は、得意のコートで軽快なチェアワーク。ラリーからの力強いショットを決めるなど調子のよさをうかがわせた。車いすテニスは、今月30日から競技が始まる。

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日本選手団 史上最多 53個以上のメダル目指す

日本選手団・田口亜希団長が記者会見し、史上最多のメダル獲得を目指す方針を改めて示した。田口団長は「アテネパラリンピックの52個が最大なので、それを上回る。選手たちが発揮できるように支えていく」と述べた。

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パリパラのメダル公開 特徴は裏側に

選手に授与されるメダルを紹介。重さや大きさのほか、金属にエッフェル塔の改修工事などで取り除かれた柱の一部が使われているのは、五輪と同じ。違うのは裏側でエッフェル塔を真下から見上げた様子、端のところには点字でParis2024と刻まれている。パリパラリンピックの開会式は、日本時間の29日に行われる。NHKでは、午前2時25分から総合テレビとEテレで中継する予定。

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与田剛さんがズバリ! パ・リーグ 終盤戦のカギ

プロ野球の終盤戦展望、きょうはパリーグ編。ソフトバンクが独走し、優勝へのマジックナンバーが現在21。一方、2位以下の争いはまだまだ分からない。NHKプロ野球解説・与田剛さんは「ソフトバンクが優勝するだろう。強すぎる」と述べた。4月4日から一度も首位を譲っていないソフトバンク。パリーグ史上最速での優勝の可能性もある。2位争いの1番手に与田さんが挙げるのが日本ハム。今月の勝利数はここまでリーグトップ。夏場に入り勢いを見せている。3年目にして新庄監督の野球が浸透し、与田さんはその大胆な采配や選手起用にも注目。NHKプロ野球解説・与田剛さんは「今の子たちはLINEとかSNSの方が本音を語れるのかも知れないと新庄監督と話をしていた」などと話している。いま激しさを増しているのが、ロッテと楽天の3位争い。残り30試合ほどとなる中、注目は9試合を残す直接対決。ここまでロッテが9勝6敗1引き分けと勝ち越している。今後の勝負のポイントについて与田さんは「ソト選手とポランコ選手が非常に安定して決めてくれる。相手チームからすればそこをどうやって抑えていくか楽天の投手陣にひあ求められる」などと解説している。

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LINEグレゴリー・ポランコネフタリ・ソト伏見寅威北海道日本ハムファイターズ千葉ロッテマリーンズ山川穂高新庄剛志東北楽天ゴールデンイーグルス水野達稀福岡ソフトバンクホークス
日本ハム vs. 楽天

今夜、日本ハムは楽天とロッテは西武と対戦した。日本ハムは同点の9回、5人目で柳川が登板。2アウト2塁の場面で楽天の9番である渡邊佳明と対戦。日本ハムは楽天に勝ち越し点を奪われる。9回ウラで日本ハムはタイムリーツーベースで同点に抑えたが、伏見がサヨナラ勝ちのチャンスを活かせず試合は延長に。試合は現在11回オモテと3対3で同点だという。

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ロッテ vs. 西武

プロ野球 ロッテ vs. 西武の試合が行われた。ロッテは3回に佐藤選手が先制タイムリーを放つなどし、0-2で勝利した。

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ZOZOマリンスタジアムグレゴリー・ポランコ佐藤都志也千葉ロッテマリーンズ千葉県埼玉西武ライオンズ小島和哉高橋光成
ソフトバンク vs. オリックス

プロ野球 ソフトバンク vs. オリックスの試合が行われた。ソフトバンクは正木選手が4号ソロHRを放つなどし、1-3でソフトバンクが勝利した。

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