受験シーズンの本格的な幕開けとなる大学入学共通テストの2日目が始まった。全国668の試験会場で実施され、きょうは理科と数学の試験が行われている。初日のきのうは一部で試験時間の繰り下げや監督者らのミスにより正確な試験時間が確保されず、再試験の対象者が出たものの大きな混乱はなく、予定されていた試験がすべて実施された。きのうからきょうにかけて雪の影響が心配される地域もあったが、大学入試センターによると現時点で交通機関の遅延などによるトラブルの報告はないという。一方能登半島地震で大きな被害が出た石川県や富山県などでも予定通り試験が開始されているが、地震の影響で本試験を受けられなかった場合、今月27日、28日の追試験を受けられるよう特別措置が取られている。