気象庁はきょう、東京のイチョウの黄葉とカエデの紅葉を同時に発表。東京都心のイチョウの黄葉は平年より10日遅く(過去最も遅い記録)、カエデの紅葉は平年より5日遅いという。今日の東京都心の最高気温は17.5℃(11月中旬並み)。都内有数の紅葉の名所「小石川後楽園」も師走の今が紅葉の見ごろ真っ只中。9〜11月の平均気温は1946年の観測開始以降、最も高い。例年に比べ1週間弱見頃の時期が遅れているという。日本気象株式会社による「紅葉の見頃予想(平年比)」を紹介。今年は全国各地で紅葉の見ごろが遅れている。日本有数の紅葉の名所である京都について、日本気象株式会社の気象予報士・伊藤宏記さんは「京都が特に遅れる日数も大きくなりそう。約2週間は平年より遅くなりそうと予想」と話す。日本気象株式会社によると京都の紅葉の見ごろは12月18日ごろ。過去最も遅い記録となる見込み。叡山電車の「もみじのトンネル」は見頃が1週間〜10日ほど遅れたためライトアップの期間を史上初めて2度延長した。今年はもう3か月間気温が高い状態が続いているのは異例だという。週末には強い寒気が列島に南下、日本海側は大雪や吹雪となる恐れがあり、東京も気温が下がる見込み。