ウルフアロンは1人1人がそれぞれの目標を持って、この大舞台に臨んでいることを改めて実感できた。とても価値のある大会だったと話した。続いてフランス・パリから中継。レスリングで金メダルを獲得した文田健一郎と日下尚が登場。文田健一郎は東京五輪では銀メダルを獲得。今大会では金メダルを獲得し、グレコローマンスタイルでは40年ぶりの快挙。日下尚はオリンピック初出場。グレコローマンスタイル77キロ級での金メダルは56年ぶりの快挙。日下尚は閉会式の時にトム・クルーズと握手をしたという。日本がレスリングで獲得した金メダルは8個。メダル獲得数11個と共に過去最多。文田健一郎は今大会の振り返りはまだしていない、日本のテレビも見ることができないので試合自体も見返していないと話した。文田健一郎は大の猫好きで、「わさび」「しょうが」という名前の猫を2匹飼っている。今大会には妻・有美さんと娘・ 応援に来た。おととしに結婚し、去年1月に遥月ちゃんが生まれた。文田健一郎はこの3年間はオリンピックのことだけを考えてきたなどと話した。また、負けた場合に申し訳ないなどと謝ることについては応援してくれる方の声がモチベーションになっている。勝って金メダルでお返しをしたいという思いがあるので、真っ先に出てくる言葉が「申し訳ない」だと話した。一方、ウルフアロンは負けた時に申し訳ないと言ったことは一度もないと話した。また、どん底から立ち上がる時はもう一度自分自身がどこを目指しているのかを考え直す。目標を設定し直せば、そこに向かってやるべきことが分かってくると話した。オリンピックが終わり、これから解禁したいことについて、日下尚はお酒を解禁したい、ビールのお風呂を作って浸かりたいと話した。日下尚は世界ランク1位。名前の由来は金メダリスト・高橋尚子の“尚”。試合後のインタビューでは「最高の6分間でした」と話したが、これは高橋尚子の「すごく楽しい42キロでした」を引用しているという。オリンピックは会場の雰囲気や観客の声援が今までの大会と全く違って人生で一番楽しかったと話した。また、優勝したらどうするのかを聞かれた際に「思いっきり調子に乗ってフェラーリに乗りたい」「金メダルを溶かして差し歯を金にする」などとコメントしている。