品川区立第一日野小学校では去年4月から給食の無償化を実現。今どきの給食事情を取材。この日のメニューはひよこ豆入りのカレーライス、副菜にたまごスープとゼリーがついて1食あたりの費用は253円。この日はクラスの児童半数以上がおかわり。給食をめぐって政府広報が発信した投稿が物議をかもしている。「あなたの思い出の給食はどれ?」という内容。明治から令和までの給食を写真で紹介しているが、令和のメニューとしてキムチチャーハン、春巻き、サラダにスープ、デザートが掲載されているが、これに対して「こんなに豪華じゃない」「今どきはこれの半分もない」など批判の声がある。小中学校で給食が無償化されている大阪市の5月の給食を見ると、白いご飯、中華煮、チンゲン菜ともやしのショウガあえ、カットリンゴという内容におかずが少ないという声が。それに対し大阪市は「文部科学省では学校給食摂取基準が定められており、大阪市においても当該基準に基づき、各栄養素を過不足なく摂取できるよう食品を適切に組み合わせた献立を保護者のご意見も交えながら作成し提供しているところです」としている。
1974年当時、2010年当時の給食を映像で紹介。現在は物価高の中、限られた予算を切り詰めて提供しているところもあるという。神奈川県川崎市内22の中学校に給食を提供している川崎市南部学校給食センターを取材。川崎市の場合、給食費は保護者負担で一食あたりの目安は320円と決められている。さらにビタミンやナトリウムなど文科省が示した「学校給食摂取基準」に基づいて献立を作成している。使える食材に限りもあるため同じ食材で子どもたちを飽きさせないメニュー作りが大変だという。一方、鳥取県内の学校給食ではハンバーガーの具に地域で捕獲されたシカやイノシシなどを使ったジビエ給食を採用している。
1974年当時、2010年当時の給食を映像で紹介。現在は物価高の中、限られた予算を切り詰めて提供しているところもあるという。神奈川県川崎市内22の中学校に給食を提供している川崎市南部学校給食センターを取材。川崎市の場合、給食費は保護者負担で一食あたりの目安は320円と決められている。さらにビタミンやナトリウムなど文科省が示した「学校給食摂取基準」に基づいて献立を作成している。使える食材に限りもあるため同じ食材で子どもたちを飽きさせないメニュー作りが大変だという。一方、鳥取県内の学校給食ではハンバーガーの具に地域で捕獲されたシカやイノシシなどを使ったジビエ給食を採用している。