日本テレビ政治部・官邸キャップ・平本記者がきのうの代表質問について解説。平本記者は演説時とは異なり、静かだった印象だとし、背景には高市政権の支持率の高さがあり、野党は攻めづらく与党は少数与党のため丁寧さが必要なことかて低姿勢となった。代表質問は所信表明に対して各党が質問することだが、きのうは消費税減税、ガソリン税の暫定税率の廃止などが出た。物価高対策・消費税減税については、2年間食料品の消費税をゼロにすることも視野に検討するとしていたが、立憲民主党の野田代表からは今国会中の成立を目指しているともに実現しませんか?と問うた。これに高市首相は、明言をさける結果となった。平本記者は、消費税減税について高市首相は前向きだったが総裁選で変わった。現時点では高市首相が慎重なため見通しは立っていないが野党が足並みを揃えせまるとなると臨時国会で今後注目される。またガソリン税の暫定税率の廃止については、今国会・臨時国会での法案成立を目指すとしているが、高市首相は「政府としては政党間の議論の結果をしっかりと踏まえて対応していく」とコメント。平本記者は、ガソリン税については年内廃止の見通しがついていると解説。齋藤さんは「財源を出してほしい」などとコメント。与党側の今後の戦略について平本記者は、少数与党のため丁寧に野党に向き合わなくてはならず、慎重な政権運営を行うとみられると解説。また野党の戦略としては、支持率が高いため完全対決の姿勢はとらないとみられ、自分たちが主張する政策をどう実現させていくかだとのべた。きょうは国民民主党の玉木代表、公明党の斉藤代表らが代表質問にのぞむ予定。
