パワハラ疑惑などが持たれている兵庫県・斎藤元彦知事が、兵庫県議会で行われている百条委員会に出席。きょうの尋問のポイントは「告発者捜しを知事が指示したのか」「公益通報者保護法違反があったのではないか」。きっかけは3月、知事のパワハラなどを訴える匿名の告発文が出た。県は告発者捜しを行い、告発者が元局長だということを突き止めて5月に元局長を懲戒処分にした。その後、元局長は亡くなった。告発は県の公益通報窓口に対しても行われたが、この間第三者に調査を委ねることもなく、2か月で元局長を懲戒処分にしていた。片山安孝元副知事は「知事から徹底的に調べてくれというような話があった」と証言している。