先週金曜日、百条委員会で2回目の証人尋問に出頭した兵庫県・斎藤元彦知事。告発者捜しについてかつての最側近・片山元副知事が知事の指示で行われたと証言した。一方、今回の尋問では知事と職員らの証言に食い違いがあることが浮き彫りになった。百条委員会は証言の食い違いについて「引き続き調査して明らかにする」としている。兵庫県元管理職の男性は番組の取材に応じ「知事の道義的責任を感じない、わからないという発言には正直驚いた。違法でなければ何をやってもいいと思っているのかという感じを受けた」と話した。3年前の県知事選で斎藤知事を推薦した自民党と維新の会はきょう午後にも辞職と出直し選挙を申し入れる方針を固めた。維新の会の決定で県議会最大会派の自民党を含む全会派が知事に辞職を求めることになる。