自民党総裁選挙への立候補を表明している河野デジタル大臣はきのう、北海道でデジタル技術を活用したスマート農業を視察し、農家の所得向上を後押ししていく考えを示した。河野デジタル大臣は、北海道・新十津川町を訪れ、ドローンによる農薬散布の様子を見学したほか、自動運転のトラクターに試乗するなど、農業を自動化する技術を直接確認した。河野デジタル大臣は「自動化を進めることで、農業の働き方改革にもなる。農家が稼げるような農業政策が必要になってくる」と述べたうえで、農業分野の自動化に向けた初期投資の負担軽減や規制改革に取り組む考えを示した。一方、小泉進次郎元環境大臣は、神奈川・横浜市内で街頭演説し支持を呼びかけた。街頭演説には菅前総理大臣も参加し、小泉元環境大臣について、「日本の舵取りを託したいという思いで応援している」と述べた。