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「新吉原細見 籬乃花」 のテレビ露出情報

1本目は「ガイドブックのたたかい」。吉原に生まれた蔦重は、遊女などに本を貸す貸本屋を始め、やがて本屋となった。蔦重が目をつけた吉原細見は吉原のガイドブックで、大手版元の鱗形屋孫兵衛が一手に担ってきた。鱗形屋は他の店とのトラブルに見舞われ吉原細見の出版ができなくなり、蔦重は吉原を代表する出版物を売り出すチャンスと既存の細見を打ち破る戦いに挑む。蔦重版「新吉原細見 籬乃花」は二段構えになっており、通りを挟んで上下に遊女屋が並ぶようレイアウトを変えた。佐藤教授は、町の構造を知るには便利な構成と話した。二段構えにしたことで1ページの情報量が2倍になった結果、本の厚みが半分になった。鈴木教授は、紙を大幅に削減して安く小売りをすることができたと話した。蔦重は吉原に続くメインストリートに店を構えた。生まれたときから吉原にいる蔦重は吉原エリアで知られていたため、流通を独占していった。国際浮世絵学会の田辺さんは、人に聞かなくても行ける良さが細見のヒットにつながったと話した。蔦重が初めて出版した一目千本は、花の名前に加えて遊女屋と遊女の名前が入っている。遊女が実際に活けた花を特集した本と考えられている。小林教授は、上品な文化的な版元というイメージ戦略をしようとしていたことを伺わせると話した。ガイドブックのたたかいは蔦重の勝ちとなった。

他にもこんな番組で紹介されています…

2025年3月19日放送 22:00 - 23:00 NHK総合
歴史探偵(歴史探偵 大河ドラマ「べらぼう」コラボスペシャル)
当番組ではCGで作られた仮想空間に安土城、関ケ原の戦場といった歴史の舞台を再現してきた。江戸東京博物館には大河ドラマ「べらぼう」の舞台でもある吉原のガイドブック「新吉原細見」が所蔵されている。さらに遊郭の歴史を40年にわたって研究する渡辺憲司名誉教授、「べらぼう」で吉原の風俗考証を担当する山田順子氏の協力を仰ぎ、仮想空間に吉原の日常を再現を試みた。吉原には遊[…続きを読む]

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