新型コロナウイルスの感染症法上の位置づけが5類に移行されてから、きょうで1年。中村幸司解説委員が「以前のような生活の制限はなくなって登山道の険しさは解消されてきたというのが現状だと思う。政府はこの先次のパンデミックに対する備え、装備をどう整えるかということについて示した感染症対策の行動計画を近く改定することにしている。2009年に新型インフルエンザのパンデミックがあり、その後次のパンデミックへの備えとして主に新型インフルエンザ対策の装備が進められた。しかし次に来たのは新型インフルエンザではなくコロナだった。政府は行動計画に基づいて行政や医療機関、国民などの具体的な取り組みを示したガイドライン作りを進めている。次のパンデミック、様々な状況にどこまで対応する備えができるのか、この点が今問われていること」等とスタジオで述べた。