3日に投票が行われる韓国大統領選挙。選挙戦最終日の2日、各候補は最後の訴えを行った。3週間の選挙戦の世論調査では革新系最大野党の共に民主党のイ・ジェミョン候補が45％、保守系与党の国民の力のキム・ムンス候補が36％の支持を集めている。トップのイ候補は過去、日本へ厳しい発言を繰り返していたが選挙戦では日韓や日米韓の協力関係を重視する立場を強調。大統領が代わる度に日韓関係は変化してきた。2019年には韓国の市民団体が日本製品の不買運動を呼びかけ現地の日本メーカーは打撃を受けた。現在の日韓関係は良好で韓国国民からも日本へ好意的な反応が多い。日韓双方のビジネスパーソンからは政治的な関係の変化で現在の良好な雰囲気を悪化させたくないという声が上がった。韓国大統領選挙は3日投票が行われ即日開票される。