新一万円札の顔、渋沢栄一が“経済活動と道徳の両立が重要だ”などと説いた「論語と算盤」が改めて注目されている。中には販売数が前の週と比べて8倍ほど増えたものもあったという。渋沢栄一の孫の孫・渋澤健は「渋沢栄一が活躍した時代は日本が新しい時代を迎えていた時代。これからの日本は新しい時代に向かっているのかも知れない。社会的イノベーションを促すようなスタートアップが求められていると考えると今の世の中には課題がある。政府だけに任せるのではなく民間の知恵と行動力によって価値をつくるような時代の変換を感じている」と話す。