その年の世相を表す「現代用語の基礎知識」選新語流行語大賞トップテン:「初老ジャパン」(パリ五輪銅メダル・総合馬術団体日本代表)「新紙幣」「50−50」「名言が残せなかった」「裏金問題」「ホワイト案件」「界隈」「ふてほど」「Bling−Bang−Bang−Born」「もうええでしょう」。時事問題や世相に関することばも選ばれた。年間大賞は「ふてほど」。民放のテレビドラマ「不適切にもほどがある!」を略した「ふてほど」が選ばれた。ドラマは昭和から令和の時代にタイムスリップした主人公が、価値観の違いに戸惑う姿をコミカルに描き、コンプライアンスに縛られがちな現代を風刺して話題になった。ドラマの主人公演じる阿部サダヲさんは「2世代とか、親子で見られる。“話し合いましょう”というテーマが響いたのではないか」と語った。街中では世代間でギャップを感じることなどに関してアンケート。部活などの水分補給や休みの取りやすさや言葉遣いなどに関しての意見が聞かれた。また人材育成などを担う企業の高村幸治さんは「不適切にもほどがある!」の放送以降問い合わせがあったとし、当時の環境を現在に落とし込むのは難しいとし、世代間のギャップを活かし合うことが大切だとした。また選考委員だったやくみつるさんはジェンダーに関する流行語がなくなったことに言及した。
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