先月、札幌市で住宅が全焼する火災が発生。火元の家の住人は「ストーブの前に敷いた布団が燃えた」と話している。新潟市消防局が公開した実験映像。電気ストーブに被さった布団は3分たたず出火。ストーブの近くで洗濯物を干したり燃えやすいものを置かないように、就寝時や部屋を出る際には小まめにスイッチを切るよう注意を呼びかけた。また、ストーブによる火事で多いのが間違った使い方や不注意。誤ってガソリンを給油してしまった場合や給油口のキャップがしっかり閉まっていないと火事の原因に。特に注意が必要なのはストーブの使い始め。溜まったホコリの掃除が不十分だと空気の通り道に詰まり煤や一酸化炭素が多く出る異常燃焼に。また、前年の灯油を使うとストーブが消火できない場合も。変質した灯油がガム状の物質となって付着。芯が下がらなくなってしまうという。