新潟市の潟東中学校では年に一度講師を招いての防災の授業が行われた。講師の青柳さんは子供たちの防災への関心が低いのは地域の特性にあると考えている。この地域では鎧潟と呼ばれ、水害が多く作物が被害を受けていた。その後、干拓で広大な農地に変わり、排水や水路の整備が行われ水害が減ったことにより防災への関心が減っている。水害をテーマに授業を行いハザードマップを見る。浸水被害を疑似体験できるディザスタースコープはARを使用し浸水被害をCGで合成している。水の深さも変えることができる。中学校の想定は3mで半分ほどの浸水でも体が埋まる。流木などでも怖さを体験した。笠原さんは疑似体験で学んだことを家族にも伝えたいという。祖父母も含めて7人家族で災害から命を守るため向き合って話し合うことが大事だと感じたという。ご両親もARを体験した。