日本でも土葬墓地が増加している。本庄児玉聖地霊園では6年前から土葬を受け入れており、1区画30万円で管理費は年間1万2000円となっている。管理者は日本で暮らす外国人の影向が多く土葬の受け入れを行っている。宮城県の村井知事は土葬墓地整備の検討を続けていたが、環境の配慮のため検討を撤回した。日本で火葬が主流なワケは、専門家によると、明治時台に土地が足りなくなる可能性があったのと、公衆衛生上病気が発生するかもしれないという理由があった。日本の土葬は自治体から埋葬許可書を得て許可された墓地で行う。現在日本で土葬ができる墓地は全国に10か所ほどしかない。最近は外国人を中心に宮城、新潟、沖縄から依頼もある。本庄児玉聖地霊園では依頼件数は7年で約5倍、現在169人が土葬されているが、16人が日本人だという。霊園では新たな動きがあり、家族での土葬は35万円で、6人区画で210万円で販売されていた。こうした動きに専門家は、葬送の多様化が起こってきたことを考えると土葬が一つのオプションになることは変なことではないと話した。