若い世代の薬物乱用を防ごうと新潟薬科大学の学生などが違法薬物の危険性を伝えるカルタや動画を制作。きのうは、新潟市で活動の報告会が開かれ、学生たちが制作したカルタや動画などを紹介した。このうち、「ノードラッグカルタ」は、“あってはならない薬物乱用”といった文言とともに、かわいらしいイラストで、違法薬物の使用を誘われたときの断り方や薬の正しい服用のしかたなどが記載されている。また、動画は先輩から薬物の使用を誘われた主人公の頭の中で、天使と悪魔がラップバトルを繰り広げるというストーリー。天使が違法薬物で一時的な快楽を得られても、心も体もむしばまれるため絶対に使用してはいけないと、軽妙なリズムに乗って訴える。そして、報告会では薬物乱用防止に貢献したとして、県警察本部の梅田毅組織犯罪対策本部長から学生たちに感謝状が手渡された。