毎年、冬の工藤農園では抜群の甘みと香りが特徴の人参「アロマレッド」の収穫や、紅はるかを石焼き芋にして販売してきた。8月、白菜「新理想」を作ることに。新理想は、地元の農家だけが食べていた希少な品種。しかし痛みやすく、病気にもなりやすいので育てるのがかなり大変だという。茨城で白菜を育てている農家は2200軒以上あるが、「新理想」を育てているのは10軒程しかない。工藤は今回400株を植え付けた。10月上旬、「新理想」はしっかり根づき急速に葉を伸ばし始めた。10月2日、白菜を見てみると、葉は虫たちに食い荒らされていた。工藤らは作った納豆菌液肥を白菜に吹きかけた。作業を終え、ひまわり市場を訪れた。この日は工藤農園のジャガイモで作ったコロッケを販売。1日30個限定で10日間販売。初日は5分で完売した。11月上旬、「新理想」にさらなる問題が起きた。