人口減少に悩む自治体が多い中、独自の方法で街を活性化させようと奮闘している人が新潟・新発田市にいる。重視したのは刺激を感じる街作りで、パリを参考にしている。哲学カフェでは毎回自由にテーマを決めて、世代も職業も異なる人が議論を深める。このイベントを仕掛けたのは写真家・水島優さん。多用な場を作るのが狙い。暗闇卓球のイベント、ピザ焼き体験なども水島さんが企画し、参加者を刺激してきた。20代から滞在していたパリで、多くの人が街の課題に向き合い行動する姿印象に残り、コロナをきっかけに新発田市に帰ってきた水島さんが街の現状を知って立ち上がった。水島さんの活動の成果は少しずつ出ている。